どうも、Kenです。
Q&Aコーナーの第4回目、今回の質問はコチラです!

「お気に入りのパン屋さんでたくさんパンを買ったんだけど、なかなか買いに行けないから保存して少しずつ食べたいわ!そんな時はどうやって保存したらいいかしら?」
こういうパターンって結構ありますよね。パン好きな人ならちょっと遠くの有名なパン屋さんにわざわざ買いに行くことってあると思うんですけど、あれも欲しい、これも欲しいってなっちゃって気が付いたら食べきれないくらいパンを買い込んでいることも…
また家でパンを焼いた時も保存しておいて少しずつ食べたいっていうこともあると思います。
今回はそんな時に役立つ「できるだけおいしさを損なわずにパンを長期保存する方法」を教えますね!ぜひお試しあれ!
パンの長期保存は〇〇一択です
パンを長期保存させようと思ったらやり方はただ一つなんです。それは
冷凍保存
です。
パンは冷凍することで品質を保ったまま1ヵ月程度は保存することが出来ます。実はこれ、パン屋さんでも使う方法なんですよ。
お店にもよりますが食パンとかフランスパンって日常的に食卓に上るものだから、できるだけ閉店時間まで売り切れないように用意しておくんです。そうすると当然売れ残りが出てしまうんですね。
中には「前日のパンだから値下げして販売します」っていうお店もあるけど、そうしないお店はどうしているかと言うと冷凍保存するんです。もちろんこれをそのまま販売したりはしませんよ。何に使うかというとフレンチトーストやクロックムッシュ用になるんです。
冷凍保存すると多少水分が抜けるのでその分フレンチトーストやクロックムッシュの液が染み込みやすくなるので美味しいフレンチトーストやクロックムッシュが出来上がるんです。
冷凍する時の注意事項
パンを冷凍する時は食パンやフランスパンなどの大型パンはスライスしてから一枚ずつラップでくるみ、更にジップロックなどに入れて冷凍するとおいしさを損なわずに保存することが出来ます。
焼き込み調理パンや菓子パンはそのままラップでくるんで冷凍すると良いでしょう。
解凍する時の注意事項
冷凍保存しておいたパンを食べる時は軽く霧吹きで水分を補ってあげた後で電子レンジで温め(20~30秒程度、解凍される程度でOK)、その後オーブンレンジで焼くと美味しくいただけます。
スライスした食パンやフランスパンは電子レンジで温めなくても冷凍状態からそのままオーブンレンジで焼けば美味しくいただくことが出来ます。
中に具が入っているパンは中までしっかりと解凍されるように必ず電子レンジで温めるようにしましょう。
パンの保存で絶対にやってはいけない〇〇
パンの保存で絶対にやってはいけないことがあります。それは、
冷蔵保存
です。
何で冷蔵保存が悪いのかと言うと、パンは冷蔵の温度帯(5℃~10℃)が一番苦手で、この温度帯で保存するとたちまちパンが硬くなってしまうんです。焼きあがったパンが冷めて硬くなることを専門用語で「老化」というんですが、一番老化が進みやすいのがこの温度帯なんですね。
夏場で食べ物が傷みやすい季節は特に気にせずにパンも冷蔵庫に入れてしまうことがあるかもしれませんが、冷蔵保存するとたちまちパンの品質が落ちるということは知っておきましょう。