パン作りの材料にマーガリンは使わない方が良いですか?バターの方が良いのでしょうか?

どうも、Kenです。

私Kenがお答えするパンのQ&Aコーナー第8回目、今回の質問はこちらです!

「パン作りの材料にマーガリンは使わない方が良いですか?バターは高いし、できればマーガリンを使いたいのですがバターを使った方が良いのでしょうか?」

確かにバターって高いですよね!マーガリンなら比較的安く手に入りますし、いろんな種類があります。それでは早速今回の質問にお答えしていきましょう。

 

結論からいきます

結論から言いますと、

マーガリンでも全く問題ないです。

といいますか、おそらく日本のベーカリーで「うちはバターしか使わない!」というお店は無いんじゃないかな…というのも、なんせ高いのでバターだけしか使わないとなると原価が上がってしまいます。原価が上がれば商品の値上げを行わなければならず、お客さんに迷惑が掛かってしまいます。

また、今はあまり騒がれなくなりましたがバターの品薄状態は続いているので、そもそも大量のバターを仕入れるのが難しいんです。私のいるお店はかなりの繁盛店で問屋さんの売上にも貢献しているので、バターを優先的に入れてもらえるのですがそれでも限られた商品にしか使うことができません。

なのでほとんどのベーカリーはメインの油脂としてマーガリンを使っているはずです。

 

バターは美味しくてマーガリンは不味い?

おそらく多くの人が持っているイメージとして

バターは美味しくてマーガリンはバターと比べると美味しくない

というものがあると思います。でも、これって本当にそうなんでしょうか。

バターとマーガリンの違いは原料の違いです。バターは牛乳100%なのに対し、マーガリンはコーン油や大豆油などの植物性油脂が主原料になります。なので確かにバターにはバターにしか出せない風香味がありますが、マーガリンは加工油脂という性質から特別な風香味や機能を持たせることができるんです。

例えば焦がしバター風味のついたマーガリンやパン生地がふわっと伸びやすくなるマーガリンなどがあります。こういったマーガリンはバターにはない特別な特徴を持っていますし、これらを使って焼き上げたパンはもちろん美味しいです。

なので結局のところ美味しい美味しくないは材料によってというよりは出来あがったパンを食べる人の好みによります。私の職人としての見方ではバターの方が良いとかマーガリンの方が良いとかではなく、出来上がったパンが美味しいかどうかが大事なポイントですね。

私が普段使っているマーガリンは残念ながら家庭用に販売しているお店を見つけることができませんでしたが、アマゾンなどで調べると業務用のマーガリンが出てきますのでこちらを使ってみるのもいいかもしれません。