どうも、Kenです。
今回はご家庭で上手にパンを焼くために気をつけるべき
「あること」
を説明していきますね!
これをしっかり守ってパン作りをして頂くことで
キレイにパンが焼けるようになります。
もうやってるよ!という方もいるかもしれませんが、
もしこれから教える「あること」を意識してなかったという方は
ぜひ参考にしてみて下さいね!
あること=生地の重さ
サクッと答え書いちゃいました(笑)
はい、そうなんです。
パンを上手に焼くために気をつけないといけないことは
生地の重さ
に関することなんです。
生地の重さに関して何をどう気をつけるかと言うと、
- 生地の重さを統一する
- 生地の重さは30g~40gにする
この2つのことを気にして作ってみてもらいたいんです。
生地の重さを統一する意味
まず先に生地の重さを統一する意味を説明しますね。
これは主にパンの焼き色に関することです。
生地の重さがバラバラだと当然大きさもバラバラになりますよね。
そうするとパンへの火の入り方もバラバラになってしまうんです。
大きいパンよりも小さいパンの方が早く焼けますから
大きいパンだけを見て焼き上がりを判断すると
小さいパンは焦げていたなんてことになりかねません。
また、大きいパンはその分上部の熱源に近くなりますから、
焼き時間は足りないのに色だけ濃くなってしまったということも
起こり得ます。
ですから一度に焼くパンの大きさ(生地の重さ)は統一するようにしましょう。
生地の重さを30g~40gにする意味
次は生地の重さを30g~40gにする意味を説明しますね。
何でかと言うと、
家庭用のオーブンで短時間で焼けるのはこの位の重さが限界だから
です。
家庭用のオーブンというのはあまり火力が強くありません。
プロの現場では200℃近い温度でパンを焼きますが、さすがに
家庭の設備でそれを再現するのは難しいので、パンを小さめに作ることで
火力不足を補ってあげようということです。
小さめとはいっても、ベーカリーで売っている
10センチくらいのコッペパンやクリームパン、
あんぱんも40g前後の生地で作るのでそんなに小さいと
感じることもないのかなと思います。
もちろんもっと大きい生地でもパンは焼けるのですが、
どうしても焼き時間が延び、水分がなくなってパサパサになりがちです。
ですから出来るだけ大型のパンは避け、30g~40gの生地で作れるような
パンから始めてみるときれいに焼けるのでパン作りを楽しめると思いますよ!