フライパンで焼くパン?これからの季節にぴったりな「ピタ」の作り方

6月も半ばに差し掛かり、ジメジメした日が少しづつ増えてきましたね。

これから梅雨入りし、夏を迎えてどんどん暑くなってくるとパンを食べたい!という気持ちが少しずつ無くなってくるものです。

実際にベーカリーにとって夏場は売り上げが落ち込む辛い時期。やはり夏はパンよりもそばやそうめんのようなさっぱりと食べられるものの方が魅力的ですよね。

ただ、そんな中で夏場でも人気の衰えないパンが二つあります。

一つはスパイシーなカレーパン。体力が落ちて元気が無くなりがちな夏場でも辛くてスパイシーなカレーパン、特に揚げたてのカレーパンは食欲を刺激されます。

そしてもう一つがサンドイッチですね。野菜をたっぷり挟んだサンドイッチは暑い夏でもさっぱりと食べることができます。

サンドイッチと言うと食パンサンドが一般的ですが、実はフライパンで焼くことができて簡単に作れるサンドイッチ用のパンがあるんですよ!それこそが今回お伝えする「ピタ」です。

ピタのポケットにたっぷりと野菜を挟めばお手軽にピタサンドを作ることができます。今回はそんなフライパンで焼く「ピタ」の作り方を紹介していきますね。

 

フライパンで焼くピタの基本的なレシピ

まずはピタの基本的なレシピを紹介します。

ピタの配合(約5枚分)

  • 中力粉・・・200g
  • 砂糖・・・4g
  • 塩・・・4g
  • インスタントドライイースト・・・2g
  • マーガリン・・・4g
  • 水・・・136g
  • オリーブオイル・・・少々

※上記配合でピタが約5枚取れますが、サンドイッチにする際にはピタを半分に切るのでピタサンドとしては10個分になります。

※水の量は粉の質によって変わるのであくまで目安になります。

 

ピタの製造方法

  1. 上記配合のうちオリーブオイルを除くを全てをボウルに入れ、捏ねる。目標捏ね上げ温度26℃。
  2. 生地の乾燥に気を付けながら一次発酵(フロアタイム)を28℃で50分間とる。
  3. 生地を70gで分割し、軽くまるめる。
  4. 生地の乾燥に気を付けながら二次発酵(ベンチタイム)を28℃で20分間とる。
  5. 生地をめん棒で8㎝程度に伸ばし、中心にオリーブオイルを塗って包む。この時にふちにオリーブオイルがついてしまうと閉じ目がくっつかなくなってしまうので注意。
    また、オリーブオイルを包む際に生地の上下の厚さができるだけ均等になるように注意する。
  6. 再び生地の乾燥に気を付けながら20分休ませる。
  7. 生地をめん棒で約15㎝に伸ばす。この時に生地の上下の厚さに偏りが出ないように時々生地をひっくり返しながら伸ばす。
  8. 伸ばし終えたらすぐに弱火~中火のフライパンで焼く。油は引かなくてもOK。焼き始めてしばらく経つと気泡が現れるので焼き色を見ながら反対側も焼いて完成。

※この写真だと焼き色はほとんどついていませんが、もう少し焼き色をつけても大丈夫です。

 

プライパンで焼くピタ作りのポイント

ピタは発酵をじっくりとって膨らませるパンではないので、生地を捏ねる際にしっかりとグルテンを出さなくても大丈夫です。配合的にも食パンやコッペパンほどしっかりと生地はつながらないはずです。

上手にピタを作る際の一番のポイントはオリーブオイルを包んだ後に上下の生地の厚さを均等に保つこと。

オリーブオイルを包んだ後の生地を断面図で示すとこんな感じになります。

オリーブオイルは焼き上がった後のピタを開きやすくするために塗っていますが、スプーンで軽く塗り広げる程度でOKです。塗ったオリーブオイルが流れる様だと多いですね。

ピタは完全に冷めてしまうとぷくっと膨らんだポケットの部分がしぼんでくっつきやすくなります。焼き上がって粗熱が取れたら半分にカットし、ポケットを広げておきましょう。オリーブオイルが塗れていればくっついて剥がれないということはありません。

今回の記事を参考にしてぜひピタにチャレンジしてみて下さい!これからは更に熱くなりますが、ピタサンドを食べて夏を乗り切りましょう!

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