型を使ったパン作りをする時におすすめの製パン型3種を紹介します

どうも、パン職人Kenです。

パンには型を使って作るパンと使わないパンがあります。

型が無くてもパン作りをすることはできますが、
型が無いと作れないパンもあるので
製パン型を持っているとパン作りの幅を広げることが出来ます。

新人職人のともこさん
先生!型が無いと作れないパンってどんなものがありますか?
Ken
代表的なものは「食パン」ですね。食パンは型が無いと作ることが出来ません。
新人職人のともこさん
確かに食パンは型が無いとあの形にはならないですよね。
他には何がありますか?
Ken
他には円筒型のラウンド食パンも代表的ですね。
食パンも色々な型があるので作りたい食パンに合わせた型が必要になります。
新人職人のともこさん
ラウンド食パン美味しいですよね!メープルラウンドなんかは有名ですね。
Ken
他にも実はフランスパンにも型があるんですよ。
フランスパンは型を使うと同じ形に焼き上がるので失敗が少ないです。
新人職人のともこさん
へー、知らなかったです。具体的にどんな型があるのか教えて下さい!

 

食パンを作る際に必要になる「食パン型」とは

食パンを作る際に必要になる食パン型は基本的に同じような形をしていますが、
作る量によって型を使い分ける必要があります。

食パン型には

  • 1斤型
  • 1.5斤型
  • 2斤型
  • 3斤型

があります。斤というのはパンの重さの単位なのですが、
スーパーで売っている袋入りの食パン1個が1斤です。

この中で3斤型は買ってはいけません。

3斤型はベーカリーや工場で使うことの多い型です。
3斤なので袋入り食パンを3つ並べた大きさがあります。

なぜ3斤型を買ってはいけないのかと言うと、
大きさ的に家庭用のオーブンには入らないからです。

仮に入ったとしても家庭用オーブンの火力では
3斤型に入るだけの生地を焼き上げるには
火力が足らないのでおすすめしません。

ですから家庭のパン作りで食パンを焼く場合は
1斤型~2斤型を買うようにしましょう。

ちなみに食パン型には大抵フタがついていますが、
フタをして焼けば角食パンになりますし、
フタを外して焼けば山形食パンを作ることが出来ますよ。

 

ラウンド食パンを作る際に必要になる「ラウンド型」とは

円筒型のラウンド食パンを作る際には
専用の「ラウンド型」が必要になります。

ラウンド型は食パン型ほど種類がありません。

ですから購入する場合は購入するラウンド型がお使いのオーブンに
入るかどうか寸法を確認して購入するようにしましょう。

 

フランスパンにも型を使う?フランスパン型とは

普通フランスパンを作る際に型は必要ないのですが、
揃った形のフランスパンを大量生産する必要のある
工場などではフランスパン型を使う場合があります。

工場で活躍するフランスパンですが、
実は家庭のパン作りでも活躍する機会があるんです。

フランスパンは比較的オーブンに高い火力が求められます。

高温で焼くことでしっかりと生地が伸び、
ボリュームのあるフランスパンを焼くことが出来るからです。

ただ家庭用オーブンではそこまでの火力が出ないのでボリュームが出にくく、
底がぺったりと平たいフランスパンになりがちなんですね。

こういった場合にフランスパン型を使うことで
オーブンの火力に左右されずにボリュームを出すことが出来ます。

また、フランスパンの成形は難易度が高いので手軽にはチャレンジしにくいですが
型を使えば多少成形が粗くても整った形に焼き上げることができるのでおすすめです。

フランスパン作り初心者の方はぜひ活用してみて下さい。

こちらもラウンド型同様、型がお使いのオーブンに入るかどうか
確認の上購入して下さいね。

 

まとめ

Ken
今回は

  • 食パン型
  • ラウンド型
  • フランスパン型

この3種類を紹介しました。

新人職人のともこさん
食パン型とラウンド型は知ってましたが、フランスパンにも型があるんですね!
Ken
そうなんですよ。フランスパンは型が無くてもつくれますが
食パンとラウンド食パンは型が無いと作れないので
チャレンジする際には事前に用意して下さいね。
新人職人のともこさん
フランスパン型もあると便利そうですね。
Ken
フランスパンは正直難易度が高いです。
家庭でフランスパンを作れたらおしゃれですが
失敗すると悲しいですからね。
こういった型を上手く活用するのは賢いやり方だと思います。
新人職人のともこさん
やっぱり失敗せずにパンを作りたいです!
私もフランスパン型買おうかな~。